読者の皆様、お久しぶりです。りんりん (@RinRin_aoihabur)です。
今日は個人型確定拠出年金(iDeCo)でおすすめする商品を、SBI証券と楽天証券でそれぞれ3本ずつに厳選して紹介します。
※本記事の内容は2020年2月8日現在の情報を元に作成しています。
イデコのおすすめ商品を紹介するよ!
【基本情報】
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、確定拠出年金法に基づいて実施される私的年金制度です。掛け金、運用益、そして給付を受け取る時に、税制上オトクな制度となっています。
制度の概要については、国民年金連合会のiDeCo公式サイトの資料が非常に分かりやすいので、下記リンクを参照ください!
iDeCoってなに?(iDeCo公式サイトより)
今回おすすめする商品は下記基準をベースに厳選した3本を紹介します。
iDeCoについては、各証券会社ごとに商品のラインナップが異なります。
そのため、本サイトではSBI証券、楽天証券に絞ってそれぞれ3本ずつ紹介します。
SBI証券と楽天証券はラインナップも豊富で、手数料も最安値水準ですので、この2つのどちらかであれば、間違いないかと思います。
選んだ基準
選んだ基準を4つ挙げました。いずれも大切なポイントです。
1.指数に連動したインデックスファンド
2.信託報酬が最安値水準であること
3.運用規模が100億円以上
4.時価総額平均ベースで先進国株式中心のもの
それでは早速見ていきましょう!!
【SBI証券のおすすめ3選】
まずは、SBI証券のおすすめ3選を紹介します。
なお、SBI証券のiDeCoには、”オリジナルプラン”と”セレクトプラン”の2種類があり、emaxis slimシリーズが選べる”セレクトプラン”をおすすめします。
①emaxis slim先進国株式
資産配分:先進国株100%
信託報酬:年率0.0965%(税抜き)
総資産額:約840億円
まず紹介するのは、三菱UFJ国際投信株式会社のMSCIコクサイインデックス(先進国株式100%)に連動する投資信託です。
2017年2月から運用開始と、まだまだ日が浅いですが、既に総資産額840億と人気の商品の一つです。
先進国株式のインデックスに連動する投資信託として、業界最低手数料水準の商品です。
②emaxis slim 米国株式(S&P500)
資産配分:先進国株100%(米国株100%)
信託報酬:年率0.0880%(税抜き)
総資産額:約570億円
2本目に紹介するのは、三菱UFJ国際投信株式会社のS&P500インデックス(米国株式100%)に連動する投資信託です。
先進国株の中でも過去のリターンが最もよい米国株に絞って投資したい方におすすめです。
信託報酬は①より若干高いですが、それを上回るリターンが期待できます。
ただし、過去の成績は将来のリターンを保証するものではないので、ご注意ください。
また米国株はグローバルに活躍する企業が多く、米国株100%でも地域分散が十分効いています。
③emaxis slim 全世界株式(除く日本)
資産配分: 先進国に88%、新興国に12%
信託報酬:年率0.104%(税抜き)
総資産額:約140億円
3本目に紹介するのは、三菱UFJ国際投信株式会社のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(日本を除く全世界に時価総額比率で投資)に連動する投資信託です。
先進国株だけでなく、新興国にも投資したい方におすすめです。
信託報酬は①、②より少しだけ高いですが、ほとんど誤差の範囲です。
日本株も含んだemaxis slim 全世界株式(オール・カントリー)も紹介したいのですが、そちらはiDecoで選べないので外しています。
【番外編】emaxis slim バランス(8資産バランス型)
資産配分:国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITに12.5%ずつ
信託報酬:0.140%(税抜き)
総資産額:約330億円
番外編で紹介するのは、三菱UFJ国際投信株式会社の8資産クラスのインデックスに連動するバランス型投資信託です。
①、②とは異なり、債券、REITを含んでいることが特徴です。債券、REITは株式に比べ、長期のリターンが劣る可能性が高いです。
ただ、株式100%に比べてリスク(価格変動率)が小さいので、安定した運用が可能になります。あまりリスクを取りたくない方におすすめです。
【楽天証券のおすすめ3選】
次に、楽天証券のおすすめ3選を紹介します。
①たわらノーロード先進国株式
資産配分:先進国株100%
信託報酬:年率0.0999%(税抜き)
総資産額:約500億円
まず最初に紹介するのは、アセットマネジメントOne株式会社のMSCIコクサイインデックス(先進国株式100%)に連動する投資信託です。
2015年12月から運用されている商品で、低コストのインデックスファンドを牽引してきた商品です。
過去3年間で年率10.90%と素晴らしいリターン実績があります。
の資産割合(交付目論見書より)
②楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)
資産配分:先進国株100%(米国株100%)
信託報酬:年率0.15%程度(税抜き)
総資産額:約850億円
2本目に紹介するのは、楽天投信投資顧問株式会社のCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース、米国株)に連動する投資信託です。
①の先進国株式投資とは対照的に米国株に集中投資するファンドになります。
先進国株の中でも過去のリターンが最もよい米国株に絞って投資したい方におすすめです。
③楽天全世界株式インデックスファンド(通称:楽天VT)
資産配分:全世界(先進国株 約82%、日本株 約8%、新興国株 約10%)
信託報酬:年率0.21%程度(税抜き)
総資産額:約350億円
3本目に紹介するのは、楽天投信投資顧問株式会社のFTSEグローバル・オールキャップインデックス(円換算ベース、全世界)に連動する投資信託です。③の米国株集中投資とは対照的に、全世界の株式にこれ1本で投資できるファンドになります。信託報酬は②に比べ高めですが、全世界分散投資を手間をかけずに出来るメリットが大きいです。
投資対象ファンドの運用報告書より
【まとめ】
以上、私のお勧めする投資信託でした。
世界経済の成長を享受できる”先進国株式”を中心に選定させていただきました。
将来のことは誰にも分かりませんが、先進国株式中心の投資信託で20年以上の長期保有をすれば、年率3~5%程度のリターンは得られるのではないかと思います。
選定した投資信託をおさらいしますと、以下の通りです。
【 SBI証券の場合 】
①emaxis slim先進国株式
②emaxis slim 米国株式(S&P500)
③emaxis slim 全世界株式(除く日本)
(番外編)emaxis slim バランス(8資産バランス型)
【楽天証券の場合】
①たわらノーロード先進国株式
②楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)
③楽天全世界株式インデックスファンド(通称:楽天VT)
ちなみにSBI証券と楽天証券を比較しますと、emaxis sllimシリーズが選べるSBI証券の方がやや魅力的かなと個人的には思います。
皆様の商品選択の参考にしていただければ幸いです。
イデコは機械的に長期積立投資ができるのも魅力だね!
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