【PFE】ファイザー ヘルスケアセクター第2位の優良株

読者の皆様、お久しぶりです。りんりん (@RinRin_aoihabur)です。

今日は米国株のファイザーを紹介します。

りんりん
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りんりんがファイザーの銘柄紹介をしてみたよ!

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基本情報

ファイザーは、米国の医薬品会社です。

専門の医薬品、ワクチン、医療機器、消費者向け医療製品を提供し、世界で事業を展開しています。「リリカ」(痔痛治療薬)、「イブランス」(乳がん治療薬)、「エリキュース」(血栓塞栓症治療薬)などが主力の薬品です。

ファイザー株【ティッカー:PFE】はヘルスケアセクターで、当セクターの時価総額ではジョンソン&ジョンソン(ティッカー:JNJ)に第2位の銘柄です。

ファイザーのPERは21.9(2019/12/1現在)で、ヘルスケアセクターの平均PERは15~20倍前後に対して、やや高めです。

PERは株価の割安度を測る指標で、低い方が割安です。(あくまで目安です!)

S&P500当初採用銘柄の生き残り125銘柄の一つで、長期投資家にとっては心強い存在です。

決算情報

2019/10/29(火)に2019年度7-9月期決算が発表されました。

売上高こそ前年同期比でマイナスですが、純利益は大幅増で、調整後1株あたり純利益もアナリスト予想の0.62ドルを上回り、決算は良好と言ってよいでしょう。

2019年の調整後1株あたり純利益の見通しは2.93~2.94ドルで、従来見通しの2.76~2.86ドルから引き上げになったのも大きいですね。

抗がん剤の「イブランス」や心臓病新薬の「ビンダゲル」の販売拡大が今回の良決算の要因だそうです。

【 19年3Q 決算概要】

  • 売上高:126.8億ドル(前年同期比4.6%減)
  • 当期純利益:76.8億ドル(前年同期比86.7%増)
  • 1株あたり純利益1.36ドル
  • 調整後1株あたり純利益0.75ドル

PFE株のメリット・デメリット

それでは、ファイザー株のメリット・デメリットをみてみましょう!

 メリット

①長い歴史と確かな業績

1849年設立の老舗企業で、買収を繰り返しながら大きくなった企業です。
直近では米アレイ・バイオファーマを114億ドルで買収すると発表しています。(2019年6月発表)
競争の激しい製薬業界で、ファイザーは新興企業を圧倒する業績をおさめています。

【中期の展望】
2020年以降、承認予定の新薬候補が概ね25~30個あり、うち最大15個はブロックバスター(年間売り上げが10億ドルを超える薬品)の可能性があります。

長らく大型の新薬開発がなったファイザーですが、上記が実現すれば、更なる成長が期待できます。

②連続増配銘柄

連続増配年数8年で、過去5年(2014~2019)の平均配当利回りは約3.49%です。

 リーマンショック時に減配している点は注意が必要です。

S&P500の当初採用銘柄で、配当再投資後のトータルリターンは年率約16%と驚異の実績です。

③ヘルスケア需要は今後も拡大

日本に限らず、世界の高齢化を考えればヘルスケア需要は今後も拡大すると考えられます。

その中で、時価総額第2位のファイザーはこの恩恵を得られると思っています。

 デメリット

①大型薬の特許切れによる売り上げ減少リスク

新薬に依存する製薬会社の宿命として、薬の特許切れによるリスクがあります。

ファイザーの場合は、買収を繰り返しすことで多様な医薬品を保有していますので、比較的リスクは低いかもしれません。

②訴訟リスク

 医薬品は人命・健康に関わるデリケートな製品ですので、副作用などの訴訟リスクは高いです。

ただ、リスクとリターンは表裏一体なので、訴訟問題で株価が大きく下がった時こそ買い増しを行う必要があります。

見極めは必要ですが、その後株価が回復していけば大きなリターンを得ることができます。

まとめ

以上がメリット、デメリットになります。ファイザーは過去60年でS&P500のリターンを上回ってきた銘柄です。株価が下がったときには、是非チェックしておきた銘柄の一つです。ヘルスケアセクターから銘柄を選定する場合は有力な候補の一つで、りんりんはヘルスケアセクター代表として、ファイザー株を長期保有する予定です。

りんりん
りんりん

医療分野はリスクもあるけど、ファイザーは老舗企業で安心感があるね!!

投資はあくまで自己責任でお願いします。

Believe in yourself.

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