【UTX】ユナイテッドテクノロジーズ 航空宇宙部門の世界第2位へ!

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こんにちは、りんりんです。

今日は米国株のユナイテッド・テクノロジーズ【UTX】を紹介します。今回は前回のシスコシステムズ【CSCO】に引き続き、独自に銘柄分析してみます。

りんりん
りんりん

りんりんが米国株UTXを銘柄分析するよ!

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 【基本情報】

ユナイテッドテクノロジーズ【ティッカー:UTX】は、ビルディングシステムや航空宇宙分野の製品・サービスを取り扱う企業です。同社は4つの事業(子会社)を運営してるコングロマリッド企業(多国籍複合企業)です。

↓ユナイテッドテクノロジーズのHP

Home
United Technologies: Innovating an extraordinary future.

本銘柄は資本財セクターに属しており、NYダウ、S&P500の構成銘柄です。資本財セクターに属するのは機械、建物、工具など様々製品の製造や販売を行う企業です。米国の同セクターで比較しますと、ボーイング【BA】、ハネウェル【HON】、ユニオンパシフィック【UNP】、に次ぐ時価総額4位の会社です。ユナイテッドテクノロジーズの前身は1929年誕生のユナイテッド・エアクラフト&トランスポート(United Aircraft & Transport )であり、S&P500の生き残り銘柄でもあります。

【4つの事業】

UTXを語る上では欠かせない主要な4つの事業を紹介します。

①プラット&ホイットニー社(Pratt&Whitney)

航空機用のエンジンメーカーです。同部門では、GE・アビエーション、ロールス・ロイスに次ぐ第3位です。航空機用だけでなく、鉄道用エンジン、ロケットエンジンなども製造しています。

②コリンズエアロスペース社(Collins Aerospace)

 商業用から軍事用まで幅広く航空宇宙システムの設計、製造を行っています。コリンズエアロスペース自体もコングロマリッド企業なので、その他にも建築、採掘など多様な事業があります。

③UTCクライメート,コントロール&セキュリティ社(UTC Climate, Controls&Security)

分かりづらいですが、「UTCクライメート,コントロール&セキュリティ」でUTXの1つの子会社です。建物の空調設備、防火製品、セキュリティサービス事業を行っています。

④オーチス社(Otis Elevetor)

世界最大のエレベーター会社。エレベーターとエスカレーターの製造・販売・保守を取り扱っています。

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”googleより陰陽”

上記は過去40年のチャートです。

近年は変動率が大きいですが、綺麗な右肩上がりですね。

資本財セクターは一般的に景気敏感株ですので、変動率は大きくなりがちです。また、好況時に株価が上がりやすい傾向にあります。リスクは大きいですが、不況時に買いまして、好況時に大きくリターンが得られる可能性が高いです。

それでは、レイセオン買収による2つのシナリオをキーワードに、今後の将来を紐解いていきます!

【シナリオ1:買収成功!航空宇宙部門世界第2位の巨大企業へ】

まず、1つ目のシナリオは、報道発表の通り買収が成功する道です。   2019年6月10日にユナイテッド・テクノロジーがレイセオンの買収に合意した、と報道がありました。2020年上期に買収を完了する予定とのことです。合併後の新社名は「レイセオン・テクノロジーズ」になるようです。買収に関しては賛否ありますが、UTXホルダーの私個人の意見としては、買収に賛成です。  

↓巨大航空・防衛企業誕生へーユナイテッド・テクがレイセオン買収合意(Bloombergより)  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-09/PSUNWS6JTSE801  

レイセオン【RTN】は米ミサイルメーカーの最大手です。レイセオンの買収が決まれば、航空宇宙部門でボーイング【BA】に次ぐ時価総額第2位の巨大企業となります。買収によるメリットは、技術開発の共通化によるコスト削減、スケールメリットによる国際的な競争力強化が挙げられます。長期的な生き残りには非常に有効な戦略だと考えます。  

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”時事ドットコムニュースより引用”

 また、2018/11/27発表によると、③の一部である空調設備メーカー「キャリア」と④エレベーターメーカー「オーチス」を独立企業として分社化することも決まっています。分社化時期は2020年で、分社化完了した上で、レイセオン買収との流れです。実現すれば、ますます航空宇宙分野に特化することになります。投資対象として見た場合、会社の事業が分かりやすくなるのは大きなメリットです。  

【シナリオ2:買収計画頓挫の可能性】

次に、2つ目のシナリオは、買収計画が頓挫する道です。 既にユナイテッドテクノロジーズとレイセオンの両者で合併の合意はなされており、頓挫する可能性は低いと思いますが。。。   2019年6月10日の発表を受け、トランプ大統領は「米航空・防衛産業の競争を阻害しないように」と懸念を表明しています。メインの顧客でもある米政府にとっては、防衛機器の価格交渉が難しくなると考えているようです。  

 ↓トランプ氏、UTCとレイセオンの合併に懸念表明(日本経済新聞より)

 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10I0E_Q9A610C1000000/  

また、もの言う投資家ビル・アックマン氏は、同社の航空宇宙事業にとってマイナスであり、「大規模な希薄化」を伴う株式発行によって賄われることになる、と批判しています。 新会社の株主構成はUTX:57%、RTN:43%で、全額株式交換での買収合意と発表されています。アックマン氏のような機関投資家は、保有比率が薄まることを嫌っているということでしょうか。同社の航空宇宙事業にとってプラスかマイナスかは合併後の決算で注視していきたいと思います。   いずれにせよ、合併の成否に関しては米司法省の抵抗がどの程度になるかがポイントになっていきます。トランプ大統領が懸念を表明している通り、寡占化が進むことに”待った”がかかる可能性もあります。 万が一、買収計画が頓挫することになれば、今後の戦略も大きく見直す必要があり、UTXにとってはダメージが大きいです。  

【おまけ~連続増配銘柄~】

 最後におまけで、UTXの配当のお話です。

米国株の高配当投資家の方は最近多いですが、UTXホルダーの方にはあまり見かけません。同セクターの資本財セクターには、連続増配王のスリーエム(MMM)がいますから、そちらを購入している方が多いのかもしれません。りんりんの場合は、どちらも所有しています。UTXは2009年リーマンショック時も増配していますし、意外と優良銘柄です。2019/9/13時点では株価が高い水準で維持し、配当利回りは低めですので、今後株価下落で配当利回りが上がったときに注目してみてはいかがでしょうか。

【ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX) 配当情報】

・年間配当額 2.835$

・過去5年配当利回り 2.94%

・過去5年平均増配率 4.50% 

・連続増配年数 19年

【まとめ】

レイセオン買収報道からだいぶ時間が経ってしまいましたが、“レイセオン買収への2つのシナリオ”をキーワードに、ユナイテッドテクノロジーズ【UTX】に対する、私の考えを整理してみました。レイセオン買収には賛否ありますが、私個人としては買収に賛成です。宇宙航空に特化することで、国際的な競争力が高まるからです。

また、宇宙航空分野は製品技術競争、価格競争の激しい業界のため、本銘柄は長期投資に向きづらい側面もあります。ただ、レイセオン買収が滞りなく進むシナリオであれば、UTXは長期的に生き残る可能性を秘めていると考えています。S&P500指数採用当初からの生き残り銘柄でもありますし。宇宙航空分野に特化し、生まれ変わったUTXが待ち遠しいですね。

りんりん
りんりん

宇宙航空分野ってワクワクするよね!

投資はあくまで自己責任でお願いします。

Believe in yourself.

米国株 銘柄分析
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