【4188】三菱ケミカルHG 総合化学1位の高配当銘柄

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こんにちは、りんりんです。

今日は日本株の三菱ケミカルホールディングス【4188】を紹介します。

りんりん
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りんりんが三菱ケミカルの銘柄分析をするよ!

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【 基本情報 】

三菱ケミカルホールディングス(以下、三菱ケミ)は以下の4つの事業会社で構成された企業です。化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核になります。総合化学では日本で売上1位の会社で、同業他社としては富士フィルムホールディングス【4901】、住友化学【4005】、旭化成【3407】があります。当然ながら、東証1部の上場企業でもあります。

【三菱ケミの事業会社】

  • 三菱ケミカル
  • 田辺三菱製薬
  • 生命科学インスティテュート
  • 太陽日酸

事業領域は大きく分けて以下の3つに分かれています。売上比率でいいますと、機能商品・素材・ヘルスケアの割合が3:6:1といったところでしょうか。収益の柱は石化基盤、産業ガスなどの”素材”分野になります。三菱ケミはグローバル展開も行っており、売上全体に占める海外の割合は約42%(2019年3月期決算より)です。

【三菱ケミの事業領域】

  • 機能商品・・・ポリエステルフィルム、光学用PVOHフィルムなど
  • 素材・・・アクリル樹脂原料「MMA」、石化基盤、炭素材、産業ガスなど
  • ヘルスケア・・・医療用/一般用医薬品、ワクチンなど
“三菱ケミカルホールディングスHP”より引用

以下は、三菱ケミの過去19年のチャートです。自社株買いと配当による株主還元を積極的に行っているだけに、株価の上昇は鈍いです。直近の株価を見ますと、2019年前半は株価800円を切って配当利回り5%超えとなっており、非常に割安な水準でした。

google チャートより引用

【直近の決算】

2019年11月1日(金)に2020年3月期の中間決算が発表されました。通期利益の会社予想が20.5%の下方修正になったのは痛いですね。決算の内容は悪かったですが、中間配当金が20円で据え置きとなりましたので、そこは一安心かなと思います。減配しない限りは強気にホールドしたいと考えています。

【2020年3月期中間決算の概要】 ()内は前年同期比

  • 20年3月期(4-9月)の連結税引き前利益 1,227億円(33.1%減)
  • 20年3月期(通期予想)の連結税引き前利益 2,210億円(23.3%減)

それでは、三菱ケミ【4188】の強みと弱みを見ていきましょう!

【強み-Strength-】

総合化学首位の優良企業

三菱ケミ【4188】は日本の総合化学企業のリーディングカンパニーとして、アクリル樹脂原料「MMAモノマー」生産量で世界No.1のシェアを持っています。そのほかにも、炭素繊維の生産量で世界3位、産業ガスの生産量では世界4位です。将来的に日本の企業が生き残るために、世界に対抗できる技術を持っていることはとても大切なことだと思います。

グレアムも認める割安株

バリュー投資の父とも呼ばれる米国投資家ベンジャミン・グレアムが提唱した「ミックス係数」をご存じでしょうか。2019/11/1時点の三菱ケミ【4188】は予想PER8.35倍、PBR0.85倍でミックス係数7.1となります。ミックス係数では今後成長の見込めないボロ株も割安と判断されてしまうため、一概に割安株と断言はできませんが、時価総額1兆円超えの大企業で総合化学首位という強みもあるので、現在の株価水準は割安株と考えています。

【ミックス係数とは】

ミックス係数=予想PER(株価収益率)xPBR(株価純資産倍率)

ミックス係数は値が低いほど割安株であることを示し、グレアムは経験則上22.5以上だと投資対象にならないとしていました。 現在の日本株(東証1部)では平均16程度なので、おおよそ10以下が割安株と考えられます。

株主還元に積極的

過去5年間の配当実績をみますと、順調に増配しています。2020年期こそ業績悪化による減配が懸念されましたが、2019/11/1現在では現状維持の40円となる見込みです。自社株買いにも積極的ですので、業績次第では株価上昇やさらなる増配が期待できます。

【過去5年の配当実績】 ※1株あたり

  • 2016年 15円
  • 2017年 20円
  • 2018年 32円
  • 2019年 40円
  • 2020年 40円(予想)

【弱み-Weakness-】

素材セクターは景気に敏感

素材セクターは市況の動向に業績が左右されるため、業績が安定しない側面があります。直近の2019/11/1決算でも、アクリル樹脂原料「MMA」市況や半導体市況の不振などが業績悪化の要因として挙げられています。現在の株価が割安な水準で置かれていることも、こうした市況の見通しを織り込んだからと考えられます。素材市況の風向きが変われば、本銘柄の株価も見直されるかもしれません。

成熟企業のため過度な期待は禁物

時価総額1兆円超えの大型株で、素材や機能商品の市場は今後成長が見込まれる分野でもないので、大きな株価上昇は見込めないでしょう。下手すれば、長期的に下げトレンドになるかもしれません。バリュー株(割安株)、グロース株(成長株)の括りで言えば、地味にコツコツ配当によるインカムゲインを目的とする典型的なバリュー株に分類される銘柄かと思います。配当を維持できる業績を保てれば、魅力的な銘柄と考えています。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。総合化学首位の三菱ケミカル【4188】を紹介しました。個人的には、配当利回りが高く、財務状況も健全ですので、比較的割安な銘柄だと思っています。2019-20年の決算予想の見通しは暗いですが、減配にならない限りはしっかりホールドしたいと考えています。

りんりん
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三菱ケミは株主還元に積極的な企業だよ!

投資はあくまで自己責任でお願いします。

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