SPYD 米国株ETF 高配当株投資家が愛用!不労所得の最適解!

読者の皆様、お久しぶりです。りんりん (@RinRin_aoihabur)です。

今日は米国株ETFのひとつであるSPYDについて紹介します。

SPYDは高配当投資家に人気な米国ETFです。

高配当の米国株ETFとしては、VYM、HDV、PFFなどがありますが、SPYDに投資されている著名ブロガーさんも特に多い印象です。

SPYDの人気の秘密、どういった方にお勧めできる銘柄なのか、簡単に紹介したいと思います。

りんりん
りんりん

高配当投資家に人気の米国株ETFだね!

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SPYDの概要

名称:SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF
(SPDR Portfolio S&P500 High Dividend ETF)

運用方針:S&P500指数の組入銘柄から、高配当上位の80銘柄に均等投資
(半年に1回銘柄入れ替えあり)

運用会社:ステートストリート社(State Street社)

経費率:0.07%

【S&P500って?】

S&P500指数は米国を代表する約500社で構成され、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。

約500社の時価総額の中央値は約200億程度で、大型株のみで構成されているのも特徴です。

SPYDのセクター比率は下記の表の通りです。(2020年2月20日時点)

State Street社HPより引用

SPYDの保有上位セクターは不動産セクター(Real Estate)が17.78%、一般消費財セクター(Consumer Discretionary)が17.51%、金融セクター(Financials)が14.04%です。

参考までに、S&P500の上位セクターは情報技術セクター(Information)24.63%、ヘルスケアセクター(Health Care)13.75%、金融セクター(Financials)が12.48% 、コミュニケーションサービスセクター(Communication)が10.50%です。 (S&P500連動の米国ETFであるSPYの2020年2月20日時点のセクター比率より)

高配当に焦点を絞って選定しているため、S&P500とセクター比率は大きく変わります。

また半年ごとに銘柄入れ替えがありますので、こちら(ステートストリート社HPに飛びます※英語です)で最新のセクター比率を確認することをお勧めします。

SPYDの株価・利回り

googleより引用

2020年2月21日時点のSPYDの5年チャートです。

上下を繰り返しながらも、順調に株価が上がっています。

高配当ETFということもあり、株価の値動きは比較的小さいのも特徴です。

portfolio visualizerでシミュレーションした結果

上記はSPYD(青線)SPY(赤線)を2015年12月末から2020年1月末までのリターンを比較したグラフになります。

比較対象としたSPYは同じくステートストリート社の米国株ETFで、S&P500に連動したETFになります。

リターンはいずれも配当再投資後で、SPYDは年率リターン11.56%、SPYは年率リターン13.98%です。

SPYに及ばないものの高配当株ETFとしては素晴らしいリターンではないでしょうか。

当然切り取る期間によっても変わってきますので、ご了承を。

マネックス証券の米国株銘柄スカウターより引用
マネックス証券の米国株銘柄スカウターより引用

上記はSPYDの過去3年間の四半期配当のグラフと表です。

直近1年間の配当を株価で割り戻すと、 2020年2月23日現在の配当利回りは4.44%(税引き前)です。

私の感覚では配当利回り3%超えで十分高配当と思いますが、SPYDは近年配当利回り4%超えを維持しています。

SPYDのメリット・デメリット

SPYDのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

メリット

1)配当利回り4%超えと高い

2)80銘柄に均等分散することで、個別銘柄のリスクを背負わなくてよい

3)経費率0.07%と非常に低い(個人的には経費率0.2%以下であれば十分かなと思います。)

デメリット(注意点)

デメリットというよりは注意点です。

1)セクター比率に偏りがあり、近年リターンが好調なITハイテクセクターの比率が低い

2)運用開始が2015年10月と、比較的歴史が浅い

最後に

簡単にですが、米国株ETFのSPYDを紹介しました。

SPYDはS&P500で配当利回り上位80銘柄に均等分配という分かりやすい運用方針が特徴です。

経費率0.07%配当利回り4%超えというのも魅力ですね。

高配当株を好む投資家さんにとっては、目立った欠点がないため人気なのも頷けます。

私自身は20代ということもあり、当面はSPYDに投資する予定はありませんが、リタイアが近づけば不労所得の柱として是非検討したい銘柄です。

【 SPYDはこういう方におすすめ 】

1)配当収入を投資方針の最優先にしたい方

2)既にリタイアorセミリタイアしており、老後のキャッシュフロー確保が目的な方

3)既に莫大な資産があり、資産をさらに増やすことよりも安定した収入が欲しい方

りんりん
りんりん

米国株ETFにチャレンジするなら、ぜひ知っておきたい銘柄だね!

↓SPYDについてもっと詳しく知りたい方は”ゆーたんさん”の下記記事がお勧めです。

【SPYD】~配当金生活におすすめ?魅惑の高配当もハイリスクな高配当株式ETF〜 | ゆーたん@セミリタイア物語
【更新情報】(2024/2/11) 2024年1月のリバランスを反映、記述を見直しました。 ゆーたんです♪ 高配当株式ETFとして人気の高いSPYD。 高配当株式ETF3きょうだい(VYM、HDV、SPYD)のなかで最も配当利回りが高いため

最後までお読みいただきありがとうございました。

投資はあくまで自己責任でお願いします。

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↓米国株ETFのVOOについても紹介しています。参考にどうぞ。

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