読者の皆様、お久しぶりです。りんりん (@RinRin_aoihabur)です。
今日は誰でも実践できる長期積立投資の具体的な方法を紹介します。
はじめに
本記事では、インデックス投資の自動積立を使った具体的な方法を紹介します。ここでは、SBI証券+SBI住信ネット銀行での口座開設をベースに話を進めます。楽天証券でもよいですが、SBI住信ネット銀行を経由しますとドル為替手数料がオトク(※後述)なので、米国株や米国ETFの購入にも興味のある方はSBI証券をおすすめします。
【 インデックス投資って?? 】
日本の日経平均株価、TOPIX、米国のNYダウやS&P500などの指数に連動する動きを目指した投資信託やETFで運用する投資方法です。個別株よりもリスク(変動率)が小さく、専門的な知識がなくても市場平均のリターンが得られる手法です。
この長期積立投資はたった3ステップで、誰でも簡単に実践できます。早速紹介していきます。
長期積立投資の具体的な方法
①つみたてNISAで限度額まで積立
投資信託のemaxis slim 8資産バランス 33,333円/月を積立設定をおすすめします。
そのほかには、「emaxis slim 全世界株式」、「emaxis slim 先進国株式」、「emaxis slim 米国株式」がおすすめです。このあたりは好みですが、基準価格の変動率が小さい 「emaxis slim 8資産バランス」が初心者向きと考えています。
上記のemaxis slim シリーズをお勧めする理由は、毎年かかる手数料が業界最安値水準だからです。売買手数料はどれも無料で、8資産バランスの信託報酬は年率0.140%以下(税抜き)です。近年はコスト競争が働いて非常に低コストの商品がたくさん出ていますが、年率0.20%以下がひとつの目安になるかと思います。似たような商品にemaxisシリーズがありまして、”slim”がついた商品が低コストの後発商品になっており、信託報酬が安いので必ずこちらを選ぶようにしましょう。
【 信託報酬って?? 】
信託報酬は投資者が委託会社、販売会社、受託会社に払う、ファンドの運用や管理などにかかる費用のことです。保有した場合に毎年かかる手数料とお考えください。
↓つみたてNISAのおすすめ商品はこちらをご覧ください
②SBI証券で米国ETFのVOOを定期積立設定
VOOはS&P500に連動する米国ETFで、過去のリターンは年率平均で10%を超えています。暴落時には大きく下がりますが、20年以上持ち続ければ大きなリターンを得られる可能性は高いと考えています。
利益に対して約20%の税金がかかる特定口座での積み立てになりますので、積立額は個人の資金力次第です。各自のライフプランにかかる費用、緊急時の生活防衛資金を確保しながら、余裕資金で積立していきましょう。
VOOの経費率(毎年かかる手数料)は0.03%と超低コストです。
ただし、売買手数料はSBI証券でも0.45%と少し高めです。(10万円買うと、450円の手数料がかかります。)
投資信託と比べ、ETFは売買手数料が高いのですが、毎年の手数料は低いため、保有期間が長ければ長いほど低コストで運用できる長期投資向けの金融商品と言えるでしょう。
※2019年7月より、SBI証券と楽天証券では米国株,米国ETF の最低手数料が実質なくなりましたので、少額からの投資でも手数料負けしなくなりました。よって、ますます長期積立投資に向いています。
◼️補足
米国株または米国ETF を購入する際、日本円で買うか、米国ドルで買うか選択できるのですが、下記の方法を使うと、一手間増えますが、為替コストがお得です。
1) SBI住信ネット銀行で米国ドル積立を行う
(為替コストが1USドルあたり2銭とお得、SBI証券で日本円から買うと25銭かかる)
↓
2)SBI住信ネット銀行からSBI証券へ外貨入金(手数料無料)
↓
3)SBI証券内で外貨建てとして購入
③iDeCoで限度額まで積立
つみたてNISAと同様、投資信託のemaxis slim 8資産バランス 23,000円/月を積立設定します。※2,3000円/月は企業型DCがないサラリーマンの場合で、公務員や自営業の方など人によって限度額は変わりますので、ご確認ください。
3ステップまで紹介しましたが、iDeCoについては好みでやってください。というのも、節税効果は期待できますが、60歳以降まで引き出せない、毎年の口座管理料がかかることなど、少なからずデメリットがあるからです。長期で使う予定もない余裕資金であれば、半強制的に積立投資を続けられることになるので、一概に悪いわけではありませんが。
↓iDeCoのおすすめ商品はこちらをご覧ください
まとめ
いかがでしたでしょうか。長期積立投資の具体的な方法を3つのステップでご紹介しました。
- つみたてNISAで限度額まで積立
- SBI証券で米国ETFのVOOを定期積立設定
- iDeCoで限度額まで積立
上記の方法は、手間が少なく、手数料を最小限に抑えられ、投資の利益にかかる税金も抑えられる方法として、紹介しました。
なぜ長期投資なのか。
→1年に満たない運用では、ゼロサムゲームと同じなので、損することも多い。20年以上の長期で見れば、世界の経済成長が年率3%程度期待でき、その恩恵を享受できる。
なぜ積立投資なのか。
→一度にすべてを投資してしまうと、投資を始めた時期により、運用成績に大きなブレが生じる。積立投資にすれば、購入価格が平均化される。
株式のみで運用する場合は変動率が大きいので、余裕資金で行う、または債券を組み入れる、等のリスクを軽減させる対策が必要です。一番やってはいけないことは、暴落時に株を手放してしまうことです。暴落時は安く買える絶好の機会だと思って、淡々と積立を続けましょう。
長期積立投資をはじめてみよう!!
投資はあくまで自己責任でお願いします。
Believe in yourself.
↓個別株投資に興味のある方はこちらもチェックしてみてください。
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