ウォルマートとアリババを利益確定の売却!その理由は?【2020年4月末 資産運用実績】

読者の皆様、お久しぶりです。りんりん (@RinRin_aoihabur)です。

今日は2020年4月30日時点の運用実績を報告いたします。

私の投資デビューは2018年9月ですので、個別株始めて20ヶ月目の運用報告になります。

本記事では運用実績の報告とともに、長期保有方針であった米国株ウォルマート(WMT)、中国株アリババ(BABA)を利益確定のため一旦売却した理由についても綴っているので、最後までお読みいただけると幸いです。

りんりん
りんりん

2020年4月の運用実績記事だよ!

~以下、テンプレートの自己紹介です。~

私は2018年9月からつみたてNISAで投資をスタートし、現在は投資信託、米国ETF、個別株(日本株、米国株、中国株)で運用を行っています。

ちなみに、つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)は夫婦で満額積立しております。

今後30年以上の長期で年率5%を目標にコツコツ積立を続けていきます。

2020年6月までに1000万円を投資予定です。 ※現時点で投資額1100万超と、目標投資額を既に達成しております。

また、投資は余裕資金での運用とし、生活防衛資金は別途確保しています。

夫婦合計で現金比率50%以上を守っています。

夫婦合わせた総資産は現時点で2000万円以上あるため、1000万円を投資に回しても、現金比率50%以上を満足します。

現在のリスク資産の比率は約46%で、現金比率50%までまだ余力があります。

~テンプレート終わり~

↓私の投資方針について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

早速、運用報告を行います。

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【資産運用サマリー】

※画像はクリックすると拡大します。

2020年4月30日時点の損益サマリーです。投資額、資産評価額、損益額はすべて円単位になります。

損益率はー2.8%で、年初来リターンは-11.6%です。

昨年後半は4ヶ月連続で損益率プラス更新と好調でしたが、2020年2月19日をピークに弱気相場入り(リセッション入り)となりました。

その後は2020年3月23日を大底に、2020年4月30日時点では暴落の半分以上を回復しています。

損益額(含み損益+配当益+売買損益)も-31.3万円と含み損が大きく減りました。

米国株、日本株の指数を見てみますと、20/4/30時点でS&P500指数は2912.43 (年初来-11.6%) 、TOPIX指数は1464.03(前月比-13.8%)です。

【資産クラス別推移】

※画像はクリックすると拡大します。

上の図は 2020年4月30日までの各資産クラス別の推移を示しています。

横軸は年月、縦軸は円です。

2020年4月30日時点でリスク資産(現金以外)は1100万円弱です。

2020年4月は個別株を一部利益確定したこともあり、リスク資産総額は残念ながらマイナスとなっています。

(つみたてNISA、iDeCoを利用した定期買付は変わらず継続しています。)

資産クラス別に見ると大きな増減はなく、こちらは当初の予定通りです。

個別株の利益確定で余裕資金が増えましたので、来月以降は機を見て積極的に投資していきたいと思います。

【損益推移】

※画像はクリックすると拡大します。

上の図は 2020年4月30日までの損益推移を示しています。

水色塗りつぶしが積立投資額、 青線 が評価額を示しており、左縦軸の円で読みます。

赤丸/赤線が損益率、黄色丸/黄色線緑丸/緑線が それぞれ “emaxis slim S&P500“、 “楽天全世界株式(通称楽天VT)” を毎日定額積立(ドル・コスト平均法)したときの仮想の損益率” を示しており、右縦軸の%で読みます。

自分のポートフォリオを客観的に見るために、 S&P500指数をベンチマークに位置付けています。

私のPF(ポートフォリオ)は、ベンチマーク(S&P500)の損益率に対して-3.6ポイントとなりました。

今月はS&P500の毎日積立を下回る損益率となりました。

大型ハイテク株のGAFAMを筆頭とする米国株指数は戻りスピードが速すぎて、全世界株やREIT、債券に分散した私のPFはどうしてもアンダーパフォームしています。

まだまだ長期投資2年目なので、めげずに続けていきたい所存です。

【アセットアロケーション】

※画像はクリックすると拡大します。

2020年4月30日時点のリスク資産のみのアセットアロケーション(資産配分比率)です。

※なお、全財産に占めるリスク資産は約46%で、残りの約54%は現金です。

今月の買い付けではslim8資産バランスを中心に買い増しましたので、各REIT、債券の割合がやや高くなっています。

日本株の割合が少なくなっていますので、どこかで個別株の買い付けを行う予定です。

私のPFは、全世界株式の時価総額平均をベースにしつつ、値動きを和らげるために逆相関の関係にある債券とREITを少しづつ組み込んでいます。

しかしながら、今回のような暴落のケースでは、株の地域分散、REITへの分散はあまりリスク軽減にはならないことが分かりました。

今の状況では現金(キャッシュ)が最も信頼できる資産となっており、現金比率の大切さをひしひしと感じます。

【保有銘柄ツリーマップ】

※画像はクリックすると拡大します。

2020年4月30日時点の金融資産のツリーマップです。

ツリーマップではリスク資産総額に占めるそれぞれの保有銘柄の割合に比例して面積が大きくなっています。

これまでは投資信託・ETFと個別株の割合が概ね50:50でしたが、今回の暴落で個別株を買い増すのが怖くなったので、投資信託・ETFの割合が高くなっています。

以前から、私が投資の軸にしているのはemaxis slim 8資産均等型米国株ETFのVOO(バンガードS&P500ETF)です。

↓slim8資産均等とVOOの銘柄紹介はこちらをどうぞ。

【個別銘柄一覧 】

※画像はクリックすると拡大します。
※画像はクリックすると拡大します。

2020年4月30日時点の個別銘柄の運用成績一覧です。

米ドル建ての銘柄はドル円レート107.30円(20/4/30現在)で円換算しています。

最近はドル円レートが下がってきたので、円→ドルの買付を少しづつ進めています。

投資信託・ETFと個別株の保有比率は56:44です。

個別株の怖さを少し感じて、投資信託・ETFにやや比重がシフトしてしまいました。

ウォルマート(WMT)とアリババ(BABA)を売却

冒頭で書きましたが、ウォルマート(WMT)アリババ(BABA)を利益確定のため売却しました。

どちらも現環境下の中で15%以上利益が出ていたため、次の2番底に備え利確しました。(2番底はないかもしれないですが…)

以下、売却の理由です。

ウォルマート(WMT)は巣籠もり銘柄として注目され、4/16には過去最高値を更新しました。

今後も株価の堅調さは期待できますが、現時点で更なる大きな上昇は見込めないと判断しました。

アリババ(BABA)は一足早く経済活動を再開した中国を代表するハイテク株で、現環境が追い風となっている銘柄です。

アリババは今後も長期保有したい銘柄ではありますが、コロナ禍により米中関係は一層冷え込むことが考えられ、平均約定単価を下げるための一時的な利益確定です。

長期保有すると断言しておきながら、この選択は恥ずかしい限りです。

しかしながら、自分で決めた選択なので後悔はしていません。

投資方針は少し揺らいでしまいましたが、今後もトライ&エラーを繰り返して、長期投資を続けていく考えです。

また、ウォルマート(WMT)もアリババ(BABA)も優良株であると今でも思っていますので、売却単価より大きく下がれば再エントリーする予定です。

もう一つご報告ですが、2020年4月初旬に100株買付けした日本株オリックスを4/末に即売却しました。(約1万円の利益確定)

理由としては、年内に株価が下がる確率が高いかなと予想したため、日々状況が目まぐるしく変わる中で景気敏感株をGW中持ち越したくなかったため、の2点です。

オリックスは株主優待目的の長期保有を考えていたため、権利確定の2021年3月までに株価が1200円以下となっていれば再買付の予定です。

↓オリックスの銘柄分析記事です。

※画像はクリックすると拡大します。

参考までに、上のグラフは私が投資を始めた2018年9月からの各ファンドの基準価額の推移です。

比較できるように、2018年9月6日の各ファンドを10000として、その後の推移を確認しています。

グラフを見ますと一目瞭然で、3月中旬の大底から急速に回復していますね。

今の相場は実態経済と明らかに乖離していますので、複雑な心境です。

リーマンショックを教訓とした過去に例を見ない金融緩和も行われており、2番底が来るのか来ないのか分からなくなってしまいました。

20年、30年後に右肩上がりになることを信じて、長期積立投資を継続します。(一部利確をしてしまいましたが…)

↓米国株関連で抑えておくべきニュースをタイムリーに発信されている”もみあげさん”の記事です。参考にどうぞ。

【まとめ】

今月のMyPF(マイポートフォリオ)は先月から半分以上回復して、2020年4月30日時点では-31.3万円(損益率2.8%)で、年初来リターン-11.6%でした。

ベンチマーク(S&P500)の損益率に対しては-3.6%となり、MyPFがアンダーパフォームする結果でした。

日々状況が大きく変わる環境の中で、私の投資スタイルも少し揺らいでしまいましたが、非常に学びの多い相場です。

長い投資生活では暴落はつきものです。

不謹慎かもしれませんが、 投資歴がまだ浅いときにこのような経験でき、退場しないで済む(まだまだ予断許さないですが。)のは非常に幸運だと思っています。

この経験を今後の長期投資に100%生かしていけるよう、日々勉強です。

“恐れず、奢らず、侮らず。将来はいつも不確実。値動きに惑わされず決して市場から退場しないこと。”

りんりん
りんりん

今年も長期積立投資をコツコツ継続していくよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

当サイトの運営者りんりんは、2046年4月までに金融資産1億円を目指しています。

今後も読者の皆様にも、りんりんの長期投資にお付き合いいただければ幸いです!!
一緒に相場の荒波を乗り越えていきましょう!

投資はあくまで自己責任でお願いします。

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↓前回2020年3月第3週時点の運用実績記事です。参考にどうぞ。

↓個別株の保有銘柄はこちらで紹介しています。ポートフォリオ作成の参考にどうぞ。

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